見ていただきありがとうございます、えむです。
この記事では、音楽を聴くことが好きな理由について書いています。
私は幼少期から音楽を聴くことが大好きでした。理由を考え始めたらきりがないので、今回は「大切な思い出や感情をしまっておいてくれるから」という1つの理由について詳しく書いてみようと思います。
興味のある方は是非ご覧ください。
その曲を聴いたときのことを思い出させてくれる
音楽を聴くと、その曲を聴いたときのことを思い出すことができるので好きです。
景色やにおい、感覚、感情、思い出、、、etc。
どんなに時間が経っても、その時と同じような気持ちになることができます。
「いつまでもこの時間が続いてほしい。」と思った大切な時間をそのまましまっておいてくれます。
大切な思い出をいつまでも色褪せずに残しておくことができます。
はじめて1人暮らしをしたときの景色を思い出せる曲
blankey jet cityというバンドの『ダンデライオン』を聴くと、初めて一人暮らしをしたときのことを思い出します。
高校を卒業して進学し、これからの日々への希望が溢れる一方で、家族のもとを離れて、誰も知らない土地で生活を始めることに対する不安や寂しさ。10代の残り時間への焦燥感。
そういう、いろいろな感情が渦巻く中、ベランダに出て、晴れた4月の空を眺めながらこの曲を聴きました。
この曲を聴くと、その時の景色を思い出し、澄んだ気持ちになります。
まだ何も知らないことばかりだった10代の頃の瑞々しい気持ちを、この曲が思い出させてくれます。
10代の感情を取り戻せる曲
高校1年生の頃、Droogというバンドを知りました。
はじめて、ロックンロールというものと出会いました。
爆音のギターと芯の強い歌声、身体中の細胞が奮い立つバンドサウンド。魅力的なルックスと、何度もリピートして聴きたくなる曲。
聴けば聴くほど大好きになりました。
どんなものよりもかっこいいロックンロールバンドでした。
『哀れな心臓』という曲が大好きで、高校生の頃からずっと、毎日のように聴いていました。
進学して、はじめて見に行ったワンマンライブで、その曲を聴くことができました。
それまでの辛かったことや苦しかったこと、楽しかったことや嬉しかったこと。あきらめずに人生を続けてきたこと。あらゆる思いが溢れて、涙がとまりませんでした。
「音楽ってすごい。バンドってすごい。Droogかっこよすぎる。」と、音楽の魅力を肌で感じました。
そんな10代の頃の感情を、この曲を聴くと取り戻すことができます。
映画のワンシーン
中学生の頃、「新世紀エヴァンゲリオン」というアニメを見ました。それからその作品が大好きになり、新劇場版が公開されたら欠かさずに劇場へ見に行きました。
作品の中で流れる音楽がとても好きです。
クラシックや懐かしい曲、たくさんの素敵な音楽を知りました。
それらの曲を聴くと、劇中のシーンを鮮明に思い出し、胸が締め付けられます。
新劇場版の最終作を見に行った時、『VOYAGER~日付のない墓標』が流れてきた場面で、新世紀ヱヴァンゲリヲンという作品へのすべての疑問が晴れ、家族愛に感動し、幸せな気持ちでいっぱいになりました。
それと同時に、「本当に終わってしまうんだ。」という気持ちで、寂しい気持ちにもなりました。
中学生の時に、「Air / まごころを、君に」を見た時はゾクッとした感覚が残り、ずっとわからないことがありましたが、今回の最終作を見て、それまでのすべての作品は、このラストのために必要な大切な作品だったのだと思いました。
そんな、私の青春時代を支えてくれた素敵なシーンの数々が、素敵な音楽と共にいつまでも心の中にのこっています。
友達との思い出
音楽を好きになって、バンドを好きになって、バンドを始めて、出会えた人たちがたくさんいました。
音楽が大好きな友達がたくさんできました。
他愛のない話をしながら朝まで飲み明かし、そのままの勢いでキャッチボールへと出かけ、少年の頃の感覚に戻れた時間。
ルームシェアをして、生活を共にし、リビングでだらだらと共に過ごした時間。
友達と共に曲を作り、ライブをして、ツアーで各地を回り、旅をした時間。
数えきれないほどたくさんの思い出が、音楽の中に残っています。
まとめ
私にとって音楽は、大切な思い出や感情を、いつまでも色褪せずにしまっておいてくれる宝物です。
音楽を聴くと、その曲を聴いたときの様々なことを思い出すことができます。
過ぎ去ってしまう時間の流れの哀しみを和らげてくれます。
これからも、たくさんの音楽を聴いて、大切にしたいことをいつまでも大切にできる日々を送りたいです。
読んでいただきありがとうございました、また是非お立ち寄りください。