見ていただきありがとうございます、えむです。
この記事では、「昔はもっと上手くできていたのに」と過去の自分と比べて落ち込んでしまうことや、今の自分を優しく肯定するヒントについて書いています。
以前なら難なくこなせていたはずの仕事や日常の作業が急に重く感じられたり、昔の自分に負けているような焦りを覚えたり。
そんな経験はありませんか?
- 「過去の栄光や昔の自分と比較してしまい、今の不器用な自分にガッカリしている」
- 「衰えていく一方なのではないかと不安になり、今の自分を受け入れられない」
今回は、過去のできていた自分と張り合うのをそっとやめて、今のままの自分を肯定する思考法について書いてみます。
「過去の自分」と比べて落ち込んでしまうあなたへ
「昔はもっと上手くできていたのに」という焦り
仕事や生活の中で思うように動けないとき、「昔の自分ならもっとテキパキこなせていたのに」と悔しくなることがありますよね。
過去のうまくいっていた時期の記憶と現在の自分を並べては、「どうしてこんなにダメになってしまったんだろう」と失望してしまう。
スムーズに動けない自分を許せず、もっと頑張らなければと自分を追い詰めてしまうのは本当につらい時間です。
しかし、昔のようにできないのは、あなたが劣化したからでも、能力が落ちたからでも決してありません。
過去と現在では、あなたの心と体に蓄積された疲労も、取り巻く環境や背負っている責任の重さもまったく異なっています。
前提条件が違うにもかかわらず、過去最高の状態の自分と今の自分を比べるのは、自分を過剰に痛めつける作業になってしまいます。
なぜ私たちは「過去最高の自分」を基準にしてしまうのか
私たちは無意識のうちに、「人間は常に右肩上がりで成長し続けなければならない」という思い込みを抱きがちです。
そのため、人生の中で一番コンディションが良く、何事もうまくいっていた時期を「本来の自分の基準」として設定してしまいます。
その基準から少しでも下がってしまうと、まるで自分が退化してしまったかのような強い恐怖と焦りを覚えてしまうのです。
しかし、波のない海が存在しないのと同じように、人間のバイオリズムにも必ず満ち引きが存在します。
常にピーク時のパフォーマンスを出し続けられる人など、この世に一人もいません。
過去の幻想を基準にし続けるのをやめることが、今の疲弊した心を救い出す大切な鍵になります。
過去の幻想を手放し、今の自分を愛おしむ3つのヒント
過去の自分と「前提条件」が違うことを認めてあげる
「昔はできた」という思いが浮かんできたら、当時の自分と今の自分を取り巻く状況の違いに目を向けてみましょう。
過去のあなたは、今ほど多くの気苦労や疲労を溜め込んでいなかったのかもしれませんし、背負うものが少なかったのかもしれません。
長い年月を懸命に生き抜いてきた今のあなたには、当時とは比べものにならないほどの経験や、目に見えない疲れが蓄積されています。
「あの頃とは戦っている前提条件が違うんだから、同じように動けなくて当たり前」と認めてあげてください。
過去の自分をライバルにするのをそっとやめることで、張り詰めていた心がフッと軽くなっていきます。
人生のバイオリズムを受け入れ「省エネの自分」を許す
人生には、エネルギッシュに外へ向かって駆け抜ける時期もあれば、静かに内側へこもって充電する時期もあります。
うまく動けない今の時期は、衰退しているのではなく、次へ進むためのエネルギーを蓄える「休養のフェーズ」にいるだけなのです。
常に100%の力を出そうとするのをやめ、「今は省エネモードで過ごす時期なんだ」と割り切ってみましょう。
100点満点だった昔の自分と比べるのではなく、「今日も無事に一日を終えられた」という今の自分の出来高に合格点を出してあげるのです。
波が引いている時期の自分をそのまま許すことで、焦りからくる余計なエネルギーの消耗を防ぐことができます。
「うまくできない今の自分」だからこそ得られた深みを愛する
思うようにいかず、立ち止まっている今の不器用な自分を「ダメな存在」と決めつける必要はありません。
挫折や立ち止まりを経験し、うまくいかない痛みを知った今のあなただからこそ、育てられた優しさや深みが必ずあります。
順風満帆で何でもこなせていた頃の自分には分からなかった、他人の痛みや苦しみにそっと寄り添える温かさが今のあなたには備わっています。
不器用でテキパキ動けない日のあなたも、人生に深みを与えるための愛おしいプロセスを生きているのです。
うまくできた過去の自分だけでなく、悩んで立ち止まっている今の自分も丸ごと愛してあげてくださいね。
おわりに
過去の自分と比べて落ち込んでしまうのは、あなたがこれまで自分の人生に対して真っ直ぐに、誠実に向き合ってきたからこそです。
「もっと良くありたい」「ちゃんとやっていきたい」と願ってきたからこそ、昔の自分に負けたくないと焦ってしまうのですよね。
でも、どんな時期のあなたも、その時々を懸命に生き抜いてきた大切なあなた自身です。
昔のようにできなくても、ゆっくり歩む今のあなたのままで、十分に価値があり素晴らしいです。
読んでいただきありがとうございました。


