見ていただきありがとうございます、えむです。
この記事では、何を見ても何をやっても空虚さを感じてしまうことや、むなしさを抱えた心をそっと温める方法について書いています。
- 「真面目にやってきたはずなのに、手元には強い疲労感とむなしさだけが残っている」
- 「何をやっても心が動かず、生きている意味や価値を見失いそうになる」
今回は、むなしさを無理やり埋めようとするのをやめて、そのままの自分を優しく受け入れるヒントについて書いてみます。
何をやっても「空虚さ(むなしさ)」を感じてしまうあなたへ
心がポッカリと静まりかえってしまう理由
仕事や日常を真面目にこなし、周りの期待に応えようと一生懸命に走り続けてきた人にこそ、この強い空虚さは訪れます。
完璧にやりきろうと努力し、「正しい過ごし方」や「成果」を追い求め続けた結果、手元に残ったのが強い疲労感だけだったとき、心はポッカリと空白になってしまうのです。
「正しくあろう」「もっと成果を出さなきゃ」と頭で考えることを優先するあまり、あなたの本当の感情や「心地よい」という感覚が置いてけぼりになっていたのかもしれません。
走り切った先に待っているはずだった充実感が見当たらず、世界から色が失われたように感じてしまうのは本当につらいことですよね。
空虚さを感じているのは、あなたが不誠実だからでも冷たい人間だからでもなく、心がこれ以上すり減らないように悲鳴を上げている証拠です。
空虚さは、疲れ果てた心が作ってくれた「安全装置」
何も感じなくなったり、何をやってもむなしくなったりすると、「自分はおかしくなってしまったのではないか」と怖くなることがあります。
しかし知っておいてほしいのは、その空虚さはあなたの心が作った「緊急の安全装置(セーフティ)」でもあるということです。
これ以上傷ついたり疲弊したりしないよう、心が感情の感度(ボリューム)をガクッと下げて、無色無菌の状態に保とうとしてくれているのです。
心が感情のボリュームを落としてまで、あなた自身を壊れないように守ろうとしてくれた防衛反応と言えます。
感情が動かなくなっている自分を責める必要はどこにもなく、「今は心が自分を守ってくれているんだな」と静かに受け止めてあげてください。
むなしさを抱えた心を和らげるヒント
「意味のあること」をやめ、「何の役にも立たない時間」を許す
空虚さを感じているとき、無理に「やりがい」を探したり、「価値のある過ごし方」をしようとしたりすると余計に疲れてしまいます。
今必要なのは、成果や生産性を求める生き方を一度ストップし、「何の意味もない時間」を自分に許してあげることです。
何かの役に立たなくてもいいですし、誰かに誇れるような成果にならなくても構いません。
ただ暖かい日差しを浴びながらボーッと外を眺めるだけで十分です。
「ただそこにいて、何も生み出していない自分」を罪悪感なく許してあげることで、張り詰めていた心がゆっくりと解けていきます。
空虚さを焦って埋めようとせず「そのままの空白」と同居する
心がポッカリ空いてしまうと、そのむなしさに耐えきれず、買い物や新しいノウハウなどで焦って空白を埋めようとしてしまいがちです。
けれど、心のキャパシティが枯渇している状態で何かを足そうとしても、砂漠に水を撒くように虚しさが深まっていくだけです。
むなしさを無理に打ち消そうと戦うのをやめ、「今は心がぽっかり空いている時期なんだな」とそのままの空白と同居してみましょう。
部屋にポッカリと空いた空間があるように、あなたの心の中に今だけの静かな空白があることを認めてあげるのです。
空白を焦って埋めようとせず、ただ静かに寄り添う姿勢を持つことで、心は自分自身のペースで少しずつエネルギーを蓄え始めます。
「正しい生き方」を手放し、自分の小さな心地よさに戻る
社会の求める「正しさ」や「こうあるべき」という役割を演じ続けていると、自分の本当の好き嫌いが分からなくなってしまいます。
外側の正解に応える生き方を一度手放し、誰に見せるためでもない「自分の素直な感覚」をひとつずつ拾い集めてみましょう。
正しさや成果という大きなものに振り回されず、自分の素直な感情を優先することで、失われていた自分の感情の輪郭が戻ってきます。
正しく生きることよりも、自分が心地よく呼吸できることを一番に大切にしてあげてくださいね。
おわりに
何を見ても心が動かず、空虚さに包まれてしまう夜は、世界にたった一人取り残されたような深い孤独感を覚えるものです。
これまでずっと誠実に、一生懸命に誰かのためや正しさのために走り続けてきたからこそ、心も体も燃え尽きてしまったのですよね。
何か大きな成果を残さなくても、誰かの期待に応えられなくても、今ここで息をして今日を過ごしているだけで、あなたの存在には深い価値があります。
無理に元気を出す必要も、むなしさを追い払おうとする必要も最初からありません。
まずは休むこと。それだけで、大丈夫です。
読んでいただきありがとうございました。


