【「生徒会長」って楽しいの?】経験すると身につくスキル

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見て頂きありがとうございます、えむです。

この記事では、高校時代に生徒会長を務めた体験談や、経験して身についたことについてお話します。

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生徒会長になったきっかけ

少しだけお時間をいただいてなぜ生徒会長になったかについてお話させて頂きます。

私が進学した高校は制服がなく、一応標準服のブレザーはあるものの私服登校OKの自由な校風でした。そんな自由な校風の高校でのびのびと過ごしていたある日、二年生の春に、盛大に靭帯を損傷しました。(私は水泳部でしたが、水泳とは全く関係ない体育のバスケでぶちっとちぎれました。)

「今年も自己ベスト更新!」という春先の目標もむなしく消え去り、そのシーズンは左足にギブス固定の生活を送ることになりました。

スイミングもお休みして、なんとなくぼーっとしていた私を見兼ねたのか、先生に「生徒会選挙でてみたら」と言われ、なんとなくその時のぼんやりした自分を変えたいと思い即答し、今日に至ります。

その当時は、生徒会長になったきっかけなどはあまりはっきりとしていませんでしたが、今振り返ると「現状を変えたい」という思いが一番強かったのだと思います。

ほぼ毎日のように失敗を経験

「とりあえず、やってみよう」の精神で立候補しましたが、たくさん失敗をしてたくさん恥ずかしい経験をしました

一番最初の選挙演説の際、「3分間自己アピールをしてください」と言われ3分間ずっと「ONE-PIECEが大好きです。」と伝え続けて終了しました。本来なら「私が生徒会役員になったらこんなことをします。」のように話すことが普通です。

選挙演説がどういうものかを知らずに、ただひたすら自分の好きなことを全校生徒の前で話し続け、全校生徒から爆笑されました。

終了後、先生に「あのね、演説というのは、、」という話をされて、「全然違うことをやってしまった。」と恥ずかしい気持ちになりました。

ところが、蓋を開けてみると満票近い票が入っており、生徒会長に当選しました。内容はどうあれ、必死に自分の好きなことを全力で話したことで好意的に受け取ってくれた方がいたようです。

全力を尽くしたうえでの失敗は、次につながる貴重な経験になる。と思えるようになり、失敗を恐れずに、どんどん行動するスキルが身に付きました。

伝える力、スピーチ力

的外れな選挙演説で生徒会長生活がスタートした私ですが、場数を踏むこと伝える力とスピーチ力はかなり上がったと思います。全校生の前で話す機会が多いため人前で話すことに対する抵抗もなくなりました。

一番初めに大恥をかいた経験があるため、生徒会長を始めた当初、話すことに関する本をとにかくたくさん読んだ記憶があります。

高校生の頃からビジネス書を大量に読む習慣が身に付き、本で得た知識をすぐに実践していました。内容の精度はもちろん、間合いや強弱、表現力の部分でもだいぶ磨くことができたと思います。

「スピーチ⇒課題発見⇒改善⇒スピーチ」という行動をひたすら繰り返すことで、どんなときでも焦らずに人前でスピーチできるスキルを身につけることができました。

折れない心と決断力

全校生の意見を聴いたうえで何か一つの決断を下すとき、全員の意見を100%思い通りにすることは不可能です。

なるべく全員が納得できる最適解を見つけるよう努めましたが、どうしても反論がでることはあります。人前で自分の考えを発言する以上、賛成し応援してくれる人もいれば、反対し快く思わない人もいます

様々な場面で自分の考えを発言する必要があったため、時にはつらいバッシングを受けたこともありました。

しかし、そこで流されてふらふらしたり恐れて縮こまってしまったらせっかくの発言が台無しです。

頭ごなしに否定したり、恐れるのではなく、反対意見や違った考え方も受け入れたうえで自信をもって決断を下すことが大切だと思うようになりました。

生徒会に限らず、チームの進む方向を決めるために必要なことは折れない心と決断力であると思います。

そして必ず、自分と違う意見やバッシングも「なるほど」と思って受け入れることが大切であると思います。

受け入れたうえで、自分の出せる最適解を見つけ決断を下すようにしていました。

ありがたいことに、私の高校はけっこうみんな温かい方ばかりだったので、恵まれた環境であったと思います。

信念をもって一生懸命に取り組んだうえで下した決断であれば、必ず応援し、支えてくれる方々はいます。

人数が多ければ多いほど、様々な考えが生まれると思うので、「いろんな考え方があるんだなぁ」くらいのやわらかい気持ちで良いと思います

ポジティブシンキングと行動力

たくさんの経験をして行動を繰り返していると、だんだんポジティブになっていきます。振り切っってものごとに取り組めるようになり、自然と「失敗をおそれず、とにかく行動しよう。」という鋼鉄のメンタルが出来上がります。

私が生徒会長を経験して、自分の中で一番変わったと思っているのが行動力です。

「やってみないとわからない」

「何事も経験」

とりあえず、この2つのポジティブシンキングさえ持ち合わせていれば、けた違いの行動力を身につけることができます。

今になって振り返ってみると、確かに恥ずかしい気持ちになることもたくさんありますが後悔していることはありません。

そのことを経験していなかったら知らなかったことを、知ることができたからです。

もちろん、ひどく落ち込んだ時、思い悩んだ時もたくさんありました。

まわりの人に迷惑をかけてしまったり、傷つけてしまったこともあり、自分をダメな人間だと思い込んでいた時期もあります。

しかし、もう起こってしまったことは変えられません。変えられるのは、これからの自分です。

「これから先、同じようなことで、まわりの人を傷つけないようにしよう。」と決めて生きています。

思い悩んだり苦しい瞬間があっても、たいていのことは振り返ってみると良い経験になったと思えるものばかりです。

「とにかく行動する」

何事にも全力で挑戦してみる行動力を身につけることができました。

まとめ

生徒会長をして良かったと思えることは書ききれないくらいたくさんあります。

私にとって高校生活3年間というのは、自分の土台を固めてくれた大切な時間です。

たくさんの方々と出会い、成長する機会を与えてくれました。

今回、この記事を書くことで、その当時のことをいろいろと振り返り、改めてたくさんの方々に支えられて進んでこられたことを実感しました。

高校生活3年間のすべてに感謝しています

その当時、一緒に高校生活を送ってくれた方が、いつか何かのタイミングで、この記事を目にしてくれていたらとてもうれしいです。

読んで頂きありがとうございました。また是非お立ち寄りください。