見て頂きありがとうございます、7です。
この記事では、既卒フリーターだった私がIT業界に就職し、基本情報技術者試験に合格するまでの勉強方法、試験当日のことについて書いています。
- 基本情報技術者試験を受けようと思っている方
- 何か資格取得に挑戦したい方
- なんとなくぼんやりとした現状を変えたい方
是非ご覧ください。
※基本情報技術者試験についての記事はこちら
受験理由
- 資格取得に挑戦したいと考えていた
- 「最初に取るなら基本情報がおすすめ」と社長に教えていただき、取りたいと思った
- コンピュータ全般の知識を学べるため、入門として最適だと感じた
私が受験した理由は上記のような感じです。
はじめは、どんな試験があるのか、どれから受けたら良いのかあまりわからなかったため面接時に社長にお聞きしました。
そこで初めて「基本情報技術者試験」の存在を知り、帰り道にジュンク堂で参考書を買って帰りました。
受験決意時の状態
- 元フリーター、バンドマン⇒就職面接を受けたところ
- 文系IT未経験
- それまで昼夜逆転の生活リズム
資格勉強からは遠ざかっており、その当時はだいぶ生活リズムが崩れていました。
資格勉強を始めたことで生活リズムが整い、朝型に変えることができました。
※試験本番も午前中~長時間のため、生活リズムもそれに合わせていくほうが良いと思います。
学習過程
【使用参考書】
参考書は自分に合う一冊を選びましょう。ちなみに、私は上記の参考書を使いました。
初心者にわかるレベルで丁寧に書いてあるためおすすめです。
【過去問演習サイト】
過去問演習は「過去問道場」がおすすめです。
【午前対策】
- 最初に全体を読み通す。
- 単元ごとに音読。
- その単元の問題演習
- 2と3をセットで、繰り返す
- 2週目
- あとはひたすら過去問を解きつつ、間違い、弱点を参考書で復習
とにかく反復練習。
最初に参考書で全体のイメージを掴んだら、あとは演習⇒参考書で復習しました。
午前試験は過去問からの出題割合が多く、本試験でも見たことのある問題がけっこうありました。
安心して午前を乗り越え、午後に全集中できるよう基礎理解と過去問演習量を十分に行うことが重要です。
【データ構造及びアルゴリズム対策】
午後試験の必須問題「 データ構造及びアルゴリズム 」対策はこの本で行いました。
※私の受験時は配点20点でしたが、令和2年度春期試験より試験改正があり配点が25点になりました。(改正の詳細は以下のIPAサイトでご覧ください。)
合格するうえで、疑似言語は確実に得点源にしたいところです。
プログラミング未経験の方は時間がかかるかもしれませんが、練習すれば必ずできるようになります。(私も未経験者ですが、この本で練習したら本番8割とることができました。)
午前試験対策がある程度進んだタイミングで、しっかり時間をとって対策しておくことがおすすめです。
【午後試験対策書】
午後試験対策はこちらの本を使いました。
試験直前で使うのももちろん効果はあると思いますが、できれば早めに午後対策を始めた方が良いと思います。(私がけっこうギリギリだったため、もっと早めに午後対策をしておけば良かったと思いました。)
午後試験は長文が続くため、問題の文章を読むことに慣れて置いた方が良いです。
この本では、文章を読むときのポイントなども解説してくれるためおすすめです。
午後試験で選択した問題(令和2年春期より改正があるため要注意)
午後は必須問題と選択問題があります。
※令和2年春期試験より、選択設問回答数、配点が大きく変わりました。
【変更後の大まかな内容(11問中5問選択)】
- 「情報セキュリティ」回答必須、配点20点
- 「問2~問5」、4問中2問選択、配点各15点
- 「データ構造とアルゴリズム」、回答必須、配点25点
- 「問7~問11」、5問中1問選択、配点25点
私が受験したときとは、選択条件、配点が異なるためあまり参考にならないかもしれませんが、一応選択した内容を記載します。
- 情報セキュリティ(必須)
- ソフトウェア(選択)
- データベース(選択)
- ソフトウェア設計(選択)
- ストラテジ系(選択)
- データ構造及びアルゴリズム(必須)
- アセンブラ言語(選択)
人それぞれ得意分野、苦手分野が異なるため、自分の得点源にできる分野を選択するのが一番です。
データベースはコツさえ掴めば得点源にしやすいためおすすめです。
また、もしハードウェアをある程度理解できていれば、プログラミング言語はアセンブラが比較的難易度が低いです。(あくまで個人の感想です。)
大問ごとの配点が高いため、事前にある程度選択パターンを決めておき、確実に合格点をとれるプランを立てましょう。
※ただし、私の受験時と現在では選択基準、配点が異なるため、選択方法を間違えないようご注意ください。
試験当日にやったこと
- 前日はあまり無理に勉強せず早めに寝て、当日は早めに起きた
- 朝ごはんをしっかりと食べて、準備物確認した
- 余裕を持って会場へ移動
- トイレの位置を確認
- 試験前はぼーっとリラックス
- 午前試験で緊張してしまったため、試験中トイレいって気持ちを切り替えた(試験官の方が同行してくれます。試験中でもトイレは我慢せずで大丈夫です。)
- 午前試験を早めに終えて早めに退出(規定時間内であれば早く退出可能)
- お昼はウィーダで済ませ、散歩と休憩
- 午後は大問1番でてこずり、急遽作戦変更。先にアルゴリズム、アセンブラを回答に切り替える
- 午後の時間配分がうまくいかなかったが、根性で解ききったので結果オーライ
- できることは全部やったので、スッキリした気持ちで帰宅
- 夜ごはんは焼肉行きました。
- 爆睡
だいたいの流れはこんな感じです。
午前は最初とても緊張しましたが、焦らず読んでいくうちにだんだん試験に慣れてきて、早めに終えることができました。
午後に備えるため、午前は早めに退出するのがおすすめです。
午後は苦戦しました。大問1でいきなり時間を使いすぎてしまい、解く順番を変更。
配点の高いアルゴリズムとプログラム言語を先に回答しました。
午後対策は内容はもちろん、当日を想定した回答順番、配分などのプランもしっかりと決めておくのがおすすめです。
そして、当日思い通りにいかなかったときでもすぐに切り替えられるよう、もし自分の選択問題が難しかった場合の対応も検討しておくと良いと思いました。(自分がけっこうそれでタイムロスしてしまいました。)
一番大事なことは、準備してきた自分の力を最後まであきらめずに出し切ることです。
「できることは全部やったし、これで合格できなかったら、それはもう仕方がない。」
試験後に後悔のないよう、できることは全部やりきりましょう。
そうすればきっと良い結果がでるはずです。
まとめ
未経験の方、勉強から遠ざかっていた方、今勉強中だけど不安な方、試験を直前に控え心配な方。
どんな方でも、やることをやって準備を万全にし、試験当日その力を全力でだすことができれば大丈夫です。必ず、合格できます。
次は、応用情報技術者試験の合格記を書けるよう、私もまた挑戦していきたいと思います。
読んで頂きありがとうございました。また是非お立ち寄りください。